溶連菌感染症
2024.03.17
こんにちは。まずはネットでクリニックのナースです。
溶連菌感染症は、A群β溶血性連鎖球菌(通称:溶連菌)によって引き起こされる感染症で、主にのどに感染して咽頭炎を引き起こします。
この病気の特徴と症状を以下にまとめます:
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症状:
- 全身の倦怠感
- 38℃以上の発熱
- 唾を飲み込むと喉が痛む
- 喉や扁桃腺が腫れ、白い部分が見られる
- 咳やくしゃみがほとんど出ない
- 鼻水や鼻詰まりがあまりない
- 腰、肘、膝、脚などの大きい関節の痛みや腫れ
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特徴:
- 扁桃腺が弱い方が感染しやすい
- 6~15歳の児童に多く見られるが、最近では成人でも感染が見られる
- 家族内での感染率は20〜60%と高いため、感染者がいる場合は予防対策が重要
- 溶連菌の感染は咽頭だけでなく、中耳、副鼻腔、肺、皮膚、皮下組織、心臓弁、血流など様々な部位に生じる
溶連菌はウイルス感染とは違い、細菌感染なのでとてもだるく喉も痛く具合が悪くなってしまいます。当院でも溶連菌感染症の検査ができ、適切な抗生剤を何剤か処方してもらうことができます。
喉がとても痛くなって扁桃腺がとても腫れますので、一度受診してください。
溶連菌感染症は早期の診断と適切な治療が重要です。感染者がいる場合は、マスク着用、手洗い、うがいを徹底して飛沫感染を防ぎましょう。
症状のある時は暖かくして水分をしっかり摂ってゆっくり休みましょう。☺️