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風邪症状を呈する細菌感染が増えています

こんにちは。まずはネットでクリニックのナースです。

最近、このご時世でもマイコプラズマ肺炎や溶血性レンサ球菌感染症が流行って

が流行っているということでマイコプラズマ肺炎の知識を共有いたします。

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマという細菌によって引き起こされる呼吸器の感染症です。通常の風邪や一般的な肺炎とは異なる特徴があります。

主な特徴として以下の点が挙げられます:

感染経路: マイコプラズマ肺炎は接触感染や飛沫感染によってうつります。
症状: 発熱、倦怠感、頭痛、咽頭痛、咳、胸痛、息切れなどが主な症状です。まれに重症になると意識障害を起こすこともあります。
検査と診断: 血液検査や胸部レントゲンなどで診断されます。また、症状と経過、流行状況を見て診断することもあります。
治療: 抗菌薬(抗生物質)を用いて行います。マクロライド系やニューキノロン系の抗菌薬が一般的です。
マイコプラズマ肺炎が心配な場合や治療を希望する場合は、内科や小児科、呼吸器内科、感染症内科を受診することをおすすめします。

溶連菌感染症は、A群β溶連菌と呼ばれる細菌によって引き起こされる感染症で、一般的には鼻や喉の粘膜、扁桃腺に感染し、咽頭炎や肺炎などの症状を引き起こします。

以下に、溶連菌感染症について詳しく説明します:

症状:
溶連菌感染症の初期症状は、発熱(38~39℃)、手足の赤い発疹、舌の表面の赤いぶつぶつ(苺舌)などです。咳や鼻水が出ないのが特徴で、扁桃腺が弱い方が感染しやすい病気です。成人でも感染が見られることがあります。
合併症:
治療せずにいると、合併症が発生する場合があります。中耳炎、気管支炎、リンパ節炎などが起こることがあります。また、急性腎炎や毒素性ショック症候群なども注意が必要です。
原因:
溶連菌咽頭炎はA群β溶連菌に感染することが原因で発症します。感染経路は飛沫感染や経口感染です。
検査・診断:
症状から連鎖球菌咽頭炎を疑い、専門医による診察や検査が行われます。
早めの受診と適切な抗菌薬の使用が重要です。

当院ではマイコプラズマ肺炎の検査や溶連菌感染症の検査ができ、医師の診察により的確な判断、抗生剤の選定などの早期の的確な判断、処置、治療ができるため、なにかあればご相談・ご来院ください。

 

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