遊離テストステロンの値を調べてみませんか
2024.04.27
こんにちは。まずはネットでクリニックのナースです。
当院で男性更年期治療などのエナルモンデポー注射を新しく導入しましたが、最近男性の更年期障害で悩まれる方も時代的に多くなってきたなと感じます。
予防医学や健康意識が高い方で男性ホルモンの代表格ともいえる遊離テストステロンの値を調べるかたも多くなってきました。
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遊離テストステロンは、男性ホルモン(アンドロゲン)の一種で、精巣で産生されるテストステロンのうち、血液中で活性を持つ部分を指します。具体的には、以下の3つのテストステロンの状態があります:
- 遊離(フリー)テストステロン(約1~2%): 血液中で活性を発揮するテストステロンです。
- アルブミン結合テストステロン(約25~65%): アルブミンと結合しているテストステロンですが、活性はありません。
- SHBG(性ホルモン結合グロブリン)結合テストステロン(約35~75%): SHBGと結合しているテストステロンで、こちらも活性はありません。
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遊離テストステロンは、特に男性ホルモンとしての働きが強い部分であり、症状の相関も総テストステロンよりも明らかに強いため、重要視されています。
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男性のテストステロンは、20代をピークに50代には約半分にまで減少すると言われており、気力や体力の衰えにつながることがあります。自分のテストステロン値を確認する方法として、朝勃ちの有無やAMSスコアをチェックすることがあります。
遊離テストステロンは、男性の健康と活力に欠かせない重要なホルモンであり、適切な管理が必要です。
当院でも遊離テストステロンの値を簡単に調べることが出来ますのでぜひ一度ご相談ください☺